・日時:平成29年5月18日(木)13時~17時55分
・場所:日本学術会議講堂
・主催:日本学術会議
・開催趣旨:
平成22 年(2010 年)8月に提言「学術誌問題の解決に向けて-「包括的
学術誌コンソーシアム」の創設-」が公表され、学術活動を支える柱である
学術誌へのアクセスと学術誌による発信に関する課題および方向性が整理さ
れた。また提言にあるコンソーシアムも設立された。しかし、学術情報を取
り巻く情勢は電子ジャーナル価格の上昇や国立大学運営費交付金の漸減に伴
って変化してきており、アクセスの維持も容易ではなくなってきている。今
後の学術情報をどのように取扱い、どのようにオープンアクセスやオープン
サイエンスへとつなげていくのか、学術情報にまつわる現状と明らかにされ
た課題および将来を考えるため学術フォーラムを開催する。
・次 第:
総合司会
大野 英男(日本学術会議第三部会員、
東北大学電気通信研究所長・教授)
13:00-13:05 挨拶
大西 隆(日本学術会議会長・第三部会員、
豊橋技術科学大学学長、東京大学名誉教授)
13:05-13:20 趣旨説明
大野 英男(日本学術会議第三部会員、
東北大学電気通信研究所長・教授)
13:20-13:45 危機に瀕する学術誌
~商業化・電子化・オープン化に伴う諸問題~
久留島典子(日本学術会議第一部会員、東京大学史料編纂所教授)
13:45-14:10 学術誌の安定的・持続的アクセスに向けて
安達 淳(日本学術会議連携会員、
情報・システム研究機構国立情報学研究所教授)
14:10-14:35 学術情報の現状-研究者を取り巻く状況-
松尾由賀利(日本学術会議第三部会員、法政大学理工学部教授)
14:35-15:00 学術情報の現状-大学経営の立場から-
植木 俊哉(東北大学理事)
15:00-15:25 国立大学と学術誌問題
大西 隆(日本学術会議会長・第三部会員、豊橋技術科学大学学長、
東京大学名誉教授)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:00 デジタル時代の科学出版:
オープン、ネットワーク化、データ駆動
Anders Karlsson(エルゼビア グローバル・アカデミック・
リレーションズバイスプレジデント)
16:00-16:25 学術情報基盤の整備推進に向けた文部科学省の取組について
原 克彦(文部科学省研究振興局参事官(情報担当))
16:25-16:50 これからの学術情報-オープンサイエンスを巡って-
土井美和子(日本学術会議第三部会員、
国立研究開発法人情報通信研究機構監事)
16:50-17:00 休憩
17:00-17:45 総合討論
司会
小松 久男(日本学術会議第一部会員、
東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任教授)
17:45-17:55 まとめ
大政 謙次(日本学術会議第二部会員、東京大学名誉教授、
愛媛大学大学院農学研究科客員教授、
高知工科大学客員教授)
17:55 閉会
・定 員:先着250名(参加費 無料)
・お申込み:下記サイトの申込フォームよりお申込みください。
(5月17日(水)17時締め切り)
https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html
定員になり次第締め切らせていただきますので、御了承ください。
・アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂駅」下車、
5番出口(青山霊園方面)より徒歩1分
・問合せ先:
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
電話:03-3403-6295
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