日本衣服学会創立65周年記念事業
2013年8月5日 18時27分 [Web担当]盛岡手づくり村(ホームスパン)と小岩井農場(農場・羊・ウール)をめぐる研修
(無事終了しました)
日本衣服学会は,2013年度に学会創立65周年を迎えます。そこで65周年創立65周記念事業として,ホームスパンと羊毛をテーマとする研修を企画しました。ホームスパンは,HOME(家)でSPUN(紡いだ)という語義ですが,一般に手紡ぎ、手織りによる毛織物をいいます。かつて,日本のどの地域でも作られていたものですが,現在は,岩手のみが産業としてのホームスパンを継承しています。みちのくあかね会は,女性のみで構成されるホームスパン会社で,*盛岡手づくり村の施設内で体験教室を行っています。観光客対象の体験は手織りですが,研修では,ホームスパンの真髄である手紡ぎを体験します。(*盛岡手づくり村は,岩手の様々な職人の“ものづくり”を見学,体験できるところです。)
小岩井農場は,明治期の創業から120年余りの歴史をもちます。美しく長閑な羊の放牧風景を楽しみ,講演では,畜産業を営む立場からの羊やウールに関するお話しを伺います。また,小岩井農場は,観光事業としてのエコツーリズムに取り組んでおり,環境省と日本エコツーリズム協会主催の「第8回エコツーリズム大賞」において優秀賞に選ばれました。今回は,国登録有形文化財や酪農,山林,非公開の生産現場など,一般開放されていない本物の小岩井農場を見学します。
【日程】 2013年9月5日(木)~6日(金)
【研修先】 盛岡手づくり村(岩手県盛岡市繋字尾入野64-102)
ホームスパンの手紡ぎ体験 ほか
詳細はファイルをご覧ください。 65周年研修旅行の案内.pdf